第11回 遺伝子組換え作物(2)

(2018年12月12日実施)

前回授業内レポート講評。第7回で話題にした「具体と抽象」より、今度は抽象的な表現から具体例を考え出す課題であったことを説明、3点解答例を紹介した。「自然さからの議論」では、同じ根拠から真逆の結論(Aだから自然、Aだから不自然)が出る恣意的なものになりうることの説明。

背景知識の補足と読解については前期とほぼ同様に進行した。

遺伝子を改変する技術に関連して、中国の研究者が受精卵に対してゲノム編集を行ったニュースを紹介した。

授業内レポート課題
「遺伝子組換え作物は危険だから作ってはならない」
「遺伝子組換え作物は安全だから作ってもよい」
どちらかの主張を理由を補って書け。