GoogleClassroom(GC)編
通知設定
デフォルトのままだと,通知が来すぎて大変だ……とそこかしこで言われている。しかし,Commentsはすべてオンにすべきである。課題に対するプライベートコメントは,通知がなければまず気づけない。(2020/6/20)
テスト付課題の挙動
「投稿を再利用」すると,フォームが期限切れになったり,アップローダーを有効にしていると保存フォルダが破損して復元の必要があったり,実際の運用に不安しか感じないので,「投稿を再利用」は使っていない。ただしGoogleフォームには「質問をインポート」コマンドがあり,別のフォームで利用した質問項目を引っ張ってこられる……というのに気づいたのが学期も終わろうという頃だった。(2020/8/21)
GCのテスト付き課題は,出席入力にも用いている。ところが,「採点-生徒の提出物」から見た時の「提出済み」の数と,Googleフォームから見たテスト付き課題フォームの「回答」の数が,一致しない。Googleフォームには期限後の提出が反映されないのかと思ったら,期限内の提出でもGoogleフォームに反映されないことがある。何が悪いのかまったくわからない。幸いにして,GCを用いている大学では学生のメールアドレスが学籍番号を含んでいるので,正規表現で取り出している。しかし,GCが書き出すCSVファイルはUTF-8である。対応しているテキストエディタで編集しているが。(2020/6/20)
テスト付き課題に「ファイルのアップロード」を含めると,Googleフォームの用意したフォルダとは別の所にフォルダが新規作成されることがある。理由は不明。ファイルアップロードはとにかく挙動がよくわからないので,後期は別の手段を用意する。(2020/8/21)
後期になったら,Googleフォームの「回答」と,採点から見た時の「提出済み」の数が一致するようになったので,要するに,ただのバグであった。(2020/10/6)
やはり一致しない。期末テストアップロードを「テスト付き課題」で作成し,「氏名」「学籍番号」「ファイルのアップロード」すべてを必須項目とした。Google Classroomの「採点」→「生徒の提出物」では「提出済み」となっている学生の名前が,Googleフォーム結果を抽出したxlsxファイルに含まれていない。
(2021/2/8)
一致しない原因は,学生が何も提出せずに「完了」ボタンを空押しした場合であるらしい。基本的にはフォームをスプレッドシートに書き出したものを信じ,後は個別対応になるとのこと。(2021/3/22)
Zoom編
チャットの挙動(未解決)
(Ver.5.0.4)学生の質問は主としてチャットで受けつけているが,学生からメッセージを受け取ると,チャットの返信先が,最後に発言した学生宛のプライベートメッセージに変更される。これをいちいちパブリックに戻すのが面倒なのだが(そして,しばしばプライベート宛に「誤爆」するのだが),ホストの発言をパブリックに固定する方法はないのだろうか。参加者全員を強制的にパブリックにしてしまうと,学生が質問しづらくなる可能性がある。(2020/6/1)
配信直後にやること
(Ver.5.0.3)スケジュールの際に「エントリー時に参加者をミュート」をしても,配信開始直後には参加者は自身でのミュート解除が可能。
配信開始後,「セキュリティ」タブの「参加者に次を許可」を見て
- 「自分自身のミュートを解除」のチェックを外す
- 「共有コンテンツでコメントをつける」のチェックを外す(※画面共有時)
これは毎回やらねばならない。コメント機能を使わない場合は,その機能ごとオフにしてもよい。(2020/5/29)
「コンピュータの音声を共有する」は,共有したくない事情がない限りはオンにしておいた方が,授業はしやすい。(2020/6/14)
レコーディング
(Ver.5.0.4)ローカルレコーディングの場合,配信終了直後から動画のエンコーディングが始まる。Zoomの動画はHD画質であるため,マシンパワーが十分でない場合,授業時間の合間にローカルレコーディングするのは危険だと思われる。
しかし,クラウドレコーディングが失敗することがあり,ローカルレコーディングに時間が掛かるとなると,どちらがよいのかわかったものではない。(2020/6/3)
(Ver.5.0.3)勤務先より付与された有償アカウントのクラウドレコーディングが正常に録画されていなかった。というわけで,ローカルレコーディングの方が確実と思われる。勘弁して欲しい。また,クラウドレコーディングは配信終了からエンコーディングの完了まで多少のタイムラグがある。(2020/5/29)
待機室から入室を許可しても参加できずに名前が増殖するバグ
関西大学ITセンターがヘルプを公表してくれていた。参加者がAndroidアプリを用いている場合に起こる。対処法としては,アプリの更新または再インストール。(2020/5/29)
Zoomのブレイクアウトルーム仕様
(Ver.5.0.3)Zoomのブレイクアウトルームの仕様は以下の通り。(2020/5/29)
- ブレイクアウトルームは,人数を指定してランダムに振り分けることも,メンバーを指定して振り分けることもできる。
- ブレイクアウトルームは,「ブレイクアウトセッションX」とナンバリングがされる。名前を変えることもできる。
- ブレイクアウトルーム内に対して,ホストの声は届かない。代わりに,ホストは全ブレイクアウトルームに対してテキストメッセージを送信できる。
- ホストはブレイクアウトルームに任意で入れる。(実際の運用において,机間巡視のように気楽に中に入ることはできないが)
- ブレイクアウトルーム内から,ホストにヘルプを求めることもできる。
- ブレイクアウトルームの参加者リストは,「参加者から見た場合」は「自分自身が一番上に表示される」。ホストから見た場合とは違うので,注意。