過去に担当した授業の情報です。
2021年度オンデマンド型教材作成方法
2021年度は、関西大学『情報処理基礎演習』が対面と遠隔授業、関西大学『科学と技術』と近畿大学『思考の技術』がオンデマンド型遠隔授業となった。2021年度はいろいろ大変だった。その苦労の大半を占めた動画教材の作成方法を記すことにする。 ちな...
関西大学「科学と技術」2020年講義録(5)
教科書:伊勢田哲治(2003)『疑似科学と科学の哲学』の第五章 1月7日 1.信じやすさの心理学 (12月2日を休講にしたことによる補講) 教科書p.207の事例に対して,菊池ほか(1995)『不思議現象 なぜ信じるのか』p.38を参照し,...
関西大学「科学と技術」2020年講義録(3)
教科書:伊勢田哲治(2003)『疑似科学と科学の哲学』の第三章 11月11日 1.超心理学とは何か? 教科書の一章ごとの構成は「学問Xの歴史⇒科学哲学の話題⇒学問Xと科学哲学を関連付ける」となっている。実例に即して科学哲学を論じている,とい...
2020年前期/春学期遠隔授業反省録
COVID-19に伴う遠隔授業の記録として,近畿大学「思考の技術」2020年度前期(文芸学部/法学部)および関西大学「情報処理基礎演習」2020年度春学期(社会学部)の反省録を取りまとめておく。 遠隔授業 配信サービスとして『Zoom』を用...
関西大学「科学と技術」2020年度反省録
90分(教室移動の関係で85分に短縮)完全講義型の授業を受け持つのは,実は初めてであった。自分が遂行できるのか痛烈に不安を感じて,章の区分が15個になっている伊勢田哲治(2003)『疑似科学と科学の哲学』を選択し,一節ずつ読み込んでいけば大...
2020年度後期・近畿大学「思考の技術」(文芸学部/法学部)反省録
2020年度前期に引き続き,Zoomによる遠隔授業となった。前期の反省録に記した通り,文芸学部についてはブレイクアウトルームを巡回する措置を取ったが,8分程度の討論時間で10個前後のブレイクアウトルームを巡回するのは「不可能」であった。前期...
関西大学「科学と技術」2020年講義録(4)
教科書:伊勢田哲治(2003)『疑似科学と科学の哲学』の第四章 12月9日 1.代替医療と機械論的世界観 (12月2日は発熱により休講にしたので一週間遅れ) 教科書では,代替医療を社会がどのように受容すべきかという問題設定をしているが,20...
関西大学「科学と技術」2020年講義録(2)
教科書:伊勢田哲治(2003)『疑似科学と科学の哲学』の第二章 この章は天文学が主題であるのに,図版があまりに少ない。日本天文学会の天文学辞典に大いに頼ることになった。 10月14日 1.占星術と科学の微妙な関係 教科書の順序がいかにもやり...
関西大学「科学と技術」2020年講義録(1)
教科書:伊勢田哲治(2003)『疑似科学と科学の哲学』の第一章 9月23日 1.創造科学のしぶとさ 多少のイントロダクションをしてから「1.創造科学のしぶとさ」の解説に入った。アメリカの反進化論運動については年表を作成した。創造科学について...
近畿大学「思考の技術」2020年前期講義録(下)
6月30日(第8回) 内容は2019年第10回に準ずる。ただし,モンサントに関する情報は除去した。遺伝子組換え作物賛成派の「納得できる点」と「納得できない点」,そして「遺伝子組換え作物は自然であるか不自然であるか」を問うた。教科書の順番通り...